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おひさま10月号
おひさま10月号No.202

――「みんな仲良く」を否定した全校集会――

全校集会でアップル創業者のスティーブ・ジョブズについて、こんな話をしたことがあります。

「スティーブ・ジョブズは嫌われ者だったって知ってるかな。
相当嫌われてたらしいよ。
じゃあ、彼はどんなことに優れていたかわかるかな?それは『目的』なんだ。

彼はアップルの製品を通じて世界中の人を楽しませたいという目的を持っていた。

だからコンピューターをつくるときもiPhoneをつくるときも、一切の妥協をせず、細部にこだわって自分の理想とするアイデアを押し通した。

社員からはいろんな意見が出たそうだよ。

でも、彼はそれをことごとくはねつけた。
頭にきて会社を辞める人もたくさんいたみたい。
でも彼は自分の意見を曲げずに目的を達成できたんだ。

もちろんそれは誰でも真似できることではないよ。

スティーブ・ジョブズは創業者だから部下に命令をする権限があったし、彼の思い描いていたアイデアが素晴らしいものだったからいい製品ができた。
アイデアに自信がないなら人の意見を聞けばいいと思うんだ。

ただ、ここでちょっと考えてほしいんだけど、『みんなの意見を聞いて目的を達成できないこと』と『意見を聞かずに目的を達成すること』。

どっちが大事かな?

どっちを優先したらいいかの判断は今後の人生で何度も起こることなんだ。

そのときに覚えてほしいのは、みんなと仲良くすることや協調することは決して目的ではないということなんだよな」

この話をすると、子どもたちは「えっ?」という顔をします。

小さいときから言われたきた「みんなと仲良くしなさい」が根底から覆されてしまったからです。

でも実際、社会に出たらそうですよね。
協調性を重んじる人たちだけで会議を進めると、周りに気を遣って、たいてい中途半端な結論にしかなりません。

協調性とはあくまでも目標を達成するためのひとつの手段であって、「目的」ではありません。
みんなが同じ方向を向いて協働したほうがいい場面では協働したほうがいいというだけの話です。

たしかに穏便に物事が進めば理想的ですが、波風を立てないことを優先して物事が進まないのであれば、協調性を重んじることに価値はないのではないでしょうか。

日本社会では周囲と仲良くできない子や、調和を乱す子、コミュニケーションがうまく取れない子をことさら異端児扱いしようとする傾向があります。
いわゆる『出る杭を打つ社会』です。

しかし、各自がより主体性を発揮していくこれからの社会は、その真逆をいきます。

つまり、出る杭だらけの社会、もしくは出る杭が尊重される社会です。

大人世代も含め、出る杭だらけの社会の感覚に慣れた人は多くありません。
だからこそ当校では出る杭だらけの社会における身の振り方を教えるようにしています。

具体的には、こうです。

・ひとはみな違うと理解してもらう
・感情コントロールする重要性を教える
・対立があったときの合意形成のはかり方を学ぶ

そしてこれこそ子供たちが社会に出たときに必ず役に立つ、ダイバーシティ教育の根幹だと考えています。

( 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え   工藤勇一著より )


 子供の自律に大事なことは、多様性をどれだけ受け入れられるかであって、協調性ではない、と工藤氏は説いています。

「人はみんな違う」その当たり前の前提を私たち周りの大人がしっかりと軸に持ち、相手の考えや置かれた立場を尊重し、理解に努める。そんな姿を見せていきたいですね。


****「ウノリン大会2019」優勝者発表!!****************

年長さん以上のクラスでは、「ウノリンチップ」を用いた「視覚記憶」と「聴覚記憶」にチャレンジしていますが、先日、その集大成「ウノリン大会」を行いました。

優勝者は、♪吉留綾香ちゃん ♪大﨑斗真くん ♪直井健琉くん ♪左近司夏蓮ちゃん ♪酒井晴士くん ♪昇あま音ちゃん です。 おめでとうございます!


****9月の達人!******すごいすごい!おめでとうございます!!***** 

♪プリントA終了 こころちゃん
♪プリントB終了 こころちゃん  こうたろうくん  
♪100ペグ暗唱 りおちゃん
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