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幼児教室オーナーの、日々の出来事や気づきを公開
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おひさま5月号
おひさま 2007年 5月 NO53


人間はそもそも人の話なんて聴いていない

まず、私たちにとって、人の話しを聞くことは大変難しいことであるとお伝えしておきましょう。ほとんど聴いていないといっても言いすぎではありません。それは、聴いている私が自分の考えをもっているからです。

私たち人間は、一人ひとり独特な価値観やものの見方、考え方をもっています。よくたとえにされるのがメガネです。私たち人間はそれぞれ独特なメガネをかけていて、そのメガネを通して相手を見ています。私が見ている子どもは、本当の子どもの姿ではなく、私のメガネを通して見た子どもの姿なのです。

「聴くこと」にも同じことが言えます。耳にはメガネならぬ翻訳機をつけ、相手の言ったことを自分の都合のいいように翻訳して聴いています。

ですから、私たちが聴いている子どもは本当の子どもではなく、私たちが勝手に思いこんでいる子どもである場合が多いのです。その勝手な思いこみを、私たちは子どもに押し付けてしまうことが多いのです。

私にも、娘の話しを聴けていないと痛感した体験があります。

私立中学に入学した当初、娘は新しい環境に激しい不適合を起こしていました。日に日に食が細くなり、やせていく娘と接するのは大変辛いことでした。娘は学校から帰ると、その日辛かったこと、いやだったことなどを話します。娘が傷ついている姿を見るのは、親にとっては身を切られる思いがするものです。毎日じっと耐えて、そんな娘に付き合いました。
「つらいのは私じゃなくて、この子なんだから」

 ところがある日、そんな私にも限界がきました。娘の傷が自分の痛みとなり、私はその痛みから解放されたかったのです。娘の言葉をさえぎって、私は説教を始めてしまいました。

「新しい環境に慣れるには時間がかかるものよ。あなたももう少し協調性を発揮して、みんなを理解する努力をしてみたら?」

そのときの娘の表情は今でも忘れられません。彼女の目は見開かれ、大粒の涙がこぼれだしました。そして彼女は叫びました。

「お母さん!お母さんは聴いてくれればいいの!」

そうです。問題をかかえているのは娘です。娘は私に問題を解決してほしいとは思ってはいません。ヘルプを求めてはいないのです。彼女が求めたのはサポートです。彼女のそばにいて、その痛みに耳を傾けることだったのです。

        ( 子どもの心のコーチング  菅原裕子著 より )



「人の顔の中で、口が1つで耳が2つなのは、自分がしゃべる2倍人の話を聴きなさい」という話がありますね。普段、あなたはちゃんと人の話を“聴いて”いますか?自分の話をきちんと“聴いて”もらっていますか?


~~パパママワークショップを開催します!~~~~~~~~~~~~

5月12日(土) 14:00~16:00  金町教室にて

(財)生涯学習開発財団 認定コーチでもある金町教室室長の寺川清美が講師を務めます。

コーチングのスキルを使って、“聴く”ということを学んでみませんか?



「宝探しノート」♪♪♪

4月より保護者さまの課題として、お子様の良いところ探しをしていただこうと、「○○さんの宝探しノート」にご記入していただいてます。最終的には親御さんの手元に帰ります。日々良いところを見つける目を養い、本当の宝物となっていただけたら幸いです。


*** 3・4月の達人!! *************************

♪一茶の俳句百句暗唱 まさとくん
♪犬棒カルタ暗唱   ことはちゃん もえかちゃん あいちゃん

  夢に向かって一歩前進!!すごい!すごい!!  おめでとうございます!
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