幼児教室オーナーの、日々の出来事や気づきを公開
おひさま5月号No.137
―父の死が教えてくれた人間らしい旅立ちー (中略)同じ年の夏に、やはり結核で父が亡くなりました。 父は意識が薄れる前に家族を呼んで、一人ひとりの手を握って言葉をかけてくれた。 僕には「健康第一だからな、身体を大事にしろよ」と言ってくれた。家族を集めたのが朝の9時で、しばらく経ってお昼どきに眠るように逝きました。 僕は母に教えられ、死に水を取りました。 父からもらった最高の財産は“静かな死”だと思っています。 父の死の場面は、いまだに忘れようもなく、僕の記憶に染み付いている。 いちばん人間らしい、自然な旅立ちだという気がするんですね。
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