
あなたがあなたである確率は・・
それは、250兆分の1
先日、TVで「世界びっくり映像Q」という番組の中でやっていましたね。
卵子はすでに、胎児の時からあり、その数は100~200万個になるそうです。
新生児の時には、40~80万個、成人では1万6000個と減らし、より元気な卵子を選別していくのです。
そして、月に1回、選ばれた1つの選ばれた卵子が、他の卵子に守られながら、排卵されます。
放出時数億で始まったレースもどんどん数を減らし、女性の体が用意した数々の難関を乗り越えたものだけが残り、目的地にたどり着く精子は200~300個。
さらに、1番で卵子に突入したしたものだけが、受精、すなわち卵子と交わることができる。残りのものたちは死んでしまうのです。
生涯に生まれる精子の数は1兆(「Yの真実」スティーブ・ジョーンズ著 の本では2兆、となっている。そして、著者は、“勇敢な挑戦者たち”と呼んでいる)。
それを待ち受ける卵子の数は約500個。
1組の男女が二人の子どもを持つ、とすると・・・
1兆×500分の2
↓
500兆分の2
すなわち、あなたがあなたとして存在している確率は、250兆分の1である。
先に出会ったのが違う精子だったら、もちろん今の自分ではないわけです。
実際、卵子の寿命は排卵されてから24時間。精子も2~3日しか生きられない。
ということからしても、私たちはものすごい確率の中での出会いを経て、誕生している。
そう考えると、今ここに自分が存在しているのは奇跡的なこと。そんな中で、出会う人たちもなんて奇跡なことなのでしょうね。
それが、“親子”、として出会えるなんて。
“兄弟”・“家族”として出会えるなんて。
あたりまえのようにいてくれる人たちにこそ、感謝をしないと、と思います。
そして、ご縁あって自分が出会うことのできた人たちには、せめて“あなたと会えてよかった”と思われる人でありたい。
・・・そんなふうに思います。